ドイツでの買い付け/lincs.初の展示販売のお知らせ。
- 2016/10/22
- 07:45

数日前より、ドイツにやってきています。
今回も前回と同じ、ヴィルヘルムおじいちゃんのところにお世話になっています。
キッチンや廊下のあちこちから、
相変わらずおじいちゃんの歌声や鼻歌が聞こえてきて陽気な滞在です。
お部屋はアパートメントの4階なので階段上り下りが大変ですが、窓の眺めは写真のとおり。
アンさんのところも好きだけれど、ここもとても気に入っています。
ここドイツでも、アンティークとの新たな出逢いに
ワクワク心ときめかせています。
今回はハンガー運に恵まれていて、
上品な艶のあるこっくりとした木製枠と革のメンズライクな渋いモノと、
装飾のある珍しい真鍮製のモノが3種類。
どちらもかけたモノが特別に見えるハイクラスな雰囲気です。
来客用に、とっておきのコートやお洋服用に、アパレルのディスプレイに。
おもてなしやお洋服に重きを置く方、アパレル関係の方には特におすすめです。
それから、灯りが恋しくなる秋冬の季節にぴったりの
キャンドルスタンドも素敵なモノが見つかっています。
今回は特に雰囲気のある真鍮やピューターの金属系が充実しています。
クロス類も今回は大収穫です!
くったりとした透かしの細かなフリンジ付きブランケット(あるいはマルチカバー)に、
テーブルクロスでは落ち着いたベージュ×グレー刺繍、バラの透かし刺繍、
日常使いにおすすめしたいグレーのチェック柄などなど。
手に取りながら、こんなインテリアにいいなぁとか、こういう食器にぴったり!とか
早くも愉しい想像を膨らませています。
食器では、オクトゴナルなど角のあるプレートがいつもより多めです。
私自身普段から愛用している形の食器なのですが、アンティークの良さとともに
今回はもう少しこの角プレートの良さも一緒にお伝えしたいなと考えています。
さてさて、ここ1年くらい騙し騙しやってきたのですが、
今回の買い付けは特に移動中や戻ってからの眠気がなかなかひどくて、
もうこれは年齢的なものなんだなと認めることにしました(言っちゃった)
オープンしたばかりの頃はまだ若かったなぁと最近しみじみです。
あの時も眠さはもちろんありましたが(過去の買い付け日記に多分書いてると思います)
今とは違ってまだ無理が利いていました。
以前問題だった身体の怠さや寒さは夫のアドバイスと対策でぐんと改善されましたが、
梱包と眠気との葛藤が今の課題で、受験のときの勉強と眠気のそれに似ています(笑)
先日、スーパーで日本よりも遥かに大きい缶のレッドブルやモンスターをちらっと見て、
ぞぞっとしたところです(笑)
限られた日程で数多く買い付けるのは本当に体力勝負なところなので、
お店を始めたときからずっと同じペースではできないことはわかってはいました。
そういうことも含めて、そろそろ年齢に伴って変化が必要な時期に来たな、と
ここ最近良く考えています。
・・・・・
最後に、今日は特別なお知らせがあります。
lincs.初の展示販売のご案内です!
10月19日(水)〜12月8日(木)まで、東京・渋谷のBunkamuraにて開催中の
ベルギー現代作家、ピエール・アレシンスキー展の展覧会に伴い、
この期間中、会場出口のミュージアムショップNADiff modern(ナディッフモダン)さまにて
ベルギーBOCHの食器を一部展示販売しております。
ベルギーという共通点の他、筆使いが印象的な作家さんの作品イメージに重なるよう、
BOCHの中でもランブイエなどのハンドペイント食器だけを展開しております。
lincs.は、まだまだ今のように知名度がなかったBOCHの食器を
もっとたくさんの方々に広めたいと思ったのが始めたきっかけでした。
偶然にもお店がちょうど7周年を迎えるこの同じ時期に、
初の展示販売がBOCHとなったことは大変嬉しくとても特別な想いです。
展覧会入場者の方のみがご利用できる店舗となりますが、
ぜひ展示会とご一緒にお愉しみいただけましたら幸いです。
▼ピエール・アレシンスキー展
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_alechinsky/index.html
▼NADiff modern(ナディッフモダン)ザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museumshop/